時々動くメモ

不定期更新備忘録。24時間戦えません。Opinions are my own.

re:invent2023 参加記録(会場徒歩移動編)

今回はre:inventの会場となるホテルを徒歩で移動する際の話です。
会場間はシャトルバスが出てますので基本的にはバスで移動することになりますが、夜の時間(バスの最終時刻は20時)や時間に余裕があるときには徒歩で移動することもあるかと思いますので、その際の参考にしていただければと思います。

全体

re:inventの会場群の中で最も南にあるMandalay Bayから主会場であるVenetianまで、Google Mapの表記で徒歩で約1時間です。
つまり、実際は1時間では到着出来ません。私は2日目の朝にKeynoteを聞き流しながら歩きましたが、1時間20分かかりました。
実際こんな風に端から端まで歩きたい方はいらっしゃらないと思いますが、以下で各会場間の徒歩ルートを解説します。

FromMandalayBayToVenetian

Mandalay BayからMGM Grandまで

この移動はホテルの中を通り抜けるルートと外を通るルートがあります。また、無料のトラムがありますので、これに乗ることでも移動出来ます。
外ルートは安全性の観点からオススメ出来ません(特に夜)。日中でも気をつけてください(朝方は同じように歩いている人がいたり、ランニングしている方もいたのでまだマシ。)

中ルート

Mandalay Bayからルクソール(Luxor)→エクスカリバー(Excalibur)→ニューヨーク・ニューヨーク(New York New York)を経由してMGM Grandに到達するルートです。
基本的にはカジノの中 or ショッピングモールをひたすら歩くルートです。だいたい20分程度歩きます。

①Mandalay BayからLuxorとExcalibur方面へ
まずはカジノエリアを通ってルクソールエクスカリバー方面に向かいます。
連絡口はMandalay Bayのシルク・ド・ソレイユ劇場であるマイケル・ジャクソンのONEのブースの近くにあります。
ONEのブースへはConvention Center(re:invent会場)とカジノエリアの境目で(カジノ側から見て)右折することで行けます。

写真の箇所でエスカレーターで2Fに上がるとMandalay Bayのショッピングモールになりますので、ガイドに従ってルクソール方面に進みます。

②Luxorの中を通ってExcalibur方面へ
ルクソール内部(ピラミッドの内側)に到達したら、1Fのカジノエリアに向かいます。1Fへ降りるエスカレーターは何箇所かありますが、ホテルのフロントが見えているエスカレーターを降りてください。
1Fに降りたらガイドに従って、エクスカリバーを目指してください。長い直線の奥に見える動く歩道が目印です。

後はひたすら動く歩道に乗ります(一本道)。平面移動ではなく斜め移動なので、到着先はエクスカリバーの2Fです。

③Excaliburの中を通ってNew York New York方面へ
エクスカリバーのショッピングエリア・フードコートに到着しますので、そのまま道順に従って1Fのカジノエリアに移動してください。
ここで注意ですが、次の目的であるニューヨーク・ニューヨークへの連絡口はカジノエリアへ降りたエスカレーターの裏側にあります。
エスカレーターを降りたら真っ直ぐ行くのではなく、180度回転して真後ろに進むようにしてください。
少し進むとニューヨーク・ニューヨークへの連絡橋が見えてきます。

連絡橋は屋外ですので、道順に進んでください(屋根あり)。左手にニューヨーク・ニューヨークのジェットコースターが見えます。
途中にルクソール/マンダレイベイ行の無料トラムの乗り場があります。

④New York New Yorkの中を通ってMGM Grandへ
連絡橋はニューヨーク・ニューヨークの2Fに繋がっていますので、建物の中に入ってください。
MGMグランドへの連絡橋も2Fにありますので、今回は1Fのカジノエリアに降りる必要はありません。
連絡橋を渡って建物に入ると、そこがMGMグランドの2Fです。Convention Centerはホテルとは別区画ですが、カジノ内のガイドに従えば到着出来ます。(日中であれば、Ask me!の人が立っていると思います)

外ルート

外ルートは大通りをひたすら真っ直ぐ歩くルートです。
写真を見てもらうと分かりますが、Mandalay Bay ~ MGM Grandの間はお店はほとんどありません。よって夜は真っ暗です。(ホテルはピカピカに光ってますが...)
歩くのは日中だけにしましょう。

MGM GrandからVenetianまで

このルートは有料のモノレール(One wayで$6)が利用出来ます。興味がある方は乗っても良いでしょう。
モノレール乗り場の行き方は各ホテルの案内板に従ってください。カジノエリアに行けば大抵書いてあります。

徒歩の場合はメインストリートであるストリップをひたすら歩きます。私はホテルの中には入りませんでしたが、各ホテルのカジノは繋がっていると思いますので、部分的に屋内を移動可能な区間もあるかと思います。外ルートの場合は地球儀やエッフェル塔や噴水の有名なベラージオの前を通りながら進むことになります。
夜でも人の往来はたくさんありますが、十分気をつけて移動するようにしてください。

↑昼の様子 ↑夜の様子

VenetianからWynnまで

VenetianとWynnの間は近距離のため、シャトルバスはありません。
Venetianの2Fから連絡通路で繋がっています。Venetianの5FからWynnの1Fまで超絶早歩きで10分でした。
ですので、Venetian←→Wynnで連続してセッションを予約する場合は30分は間を空けましょう。(10分前にはReserveが解除されてしまうため、これでも20分で移動する必要あり)
↑VenetianとWynnの連絡通路からはSphereがかなり大きく見えます。

VenetianからCaesars Forumまで

VenetianとCaesars Forumの間も近距離のため、シャトルバスはありません。
Caesars Forumへの通路もWynnへの連絡通路の近くにあります。この通路は各企業がブースを出展するExpoの空間を黒幕で区切って作られています。(ハリーポッター4巻の映画に出てくる迷路のような感じ)
所要時間もWynnと同様で、超絶早歩きでも10分は必要です。


以上、徒歩移動編でした。
次回はセッションタイプ毎の感想を書きたいと思います。

re:invent2023 参加記録(セッション・ホテル予約編)

前回の更新からかなり時間が空いてしまいました。
今回は、ひょんなことからre:invent2023に現地参加してきたので、その記録を書いていこうと思います。
安くない参加費諸々を負担してくれた会社には感謝しかないです。


セッション予約

re:inventのセッション予約は開催1ヶ月ちょっと前に開始されます。2023年の場合は10/17の深夜2時からでした。
セッション予約に関する私の中の結論は、初日のセッションだけはちゃんと予約しておきましょう、です。

セッションのカタログは事前に公開されており、ある程度目星をつけた上で予約戦線に望むことになります。
私はカタログをちゃんと見ていなかったり、そもそも予約開始時間に寝落ちしていたりしてまともに戦線に参加できていなかったのですが、以下の理由で特に問題ありませんでした。

  1. 目当てのセッションが満席でも定期的にチェックしていればそのうち予約出来る可能性が高い
    全世界数万人の人が参加・予約していますので、頻繁に予約・取消が発生していると思われます。また、予約開始~開催中も新規セッションが随時追加されますので、そちらに人が流れて予約枠が空くことがあります。

  2. 新発表のサービスに関連するセッションは発表後に開放される
    KeyNoteで発表される新サービス・機能のセッションはサービス発表後に予約開始されます。そのため事前に緻密に計画を立てていたとしても、計画変更を迫られることになります。

  3. セッション以外にも見どころがある
    re:inventではセッション以外にも各企業が出展するEXPOやレクリエーションスペースなど見て回るべき場所がありますし、かなりの距離を移動することになるので休憩も必要です(特にVenetianは人が多すぎて、はじめはかなり体力を削られました)

ホテル予約

*ここでのホテル予約はre:inventのページからSpecial Discountで予約する場合の話です。Special Discountと言ってもイベントの会場となる有名ホテルが対象となりますので、近隣のホテルを予約した方が安い場合もあるはずです。
ホテル予約に関する私の中での結論は、re:inventの参加登録が完了したら真っ先に予約しよう。セッションより大事、です。
ホテルの予約はセッション予約開始前から可能で、おそらくこちらの方が激戦と思われます。それは以下の理由からです。

  1. 一つのホテル・連なった日程でしか選択できない
    今回のセッションの会場となったホテル(Wynn, Encore, Venetian, Caesars Palace, MGM Grands, Mandalay Bay)含め複数から選べたはずですが、私は出遅れたためVenetianとMandalay Bayしか選択できませんでした。 (Venetianは高いから?Mandalay Bayは遠いから?残っていたと思われる)
    また、仕様として次のような予約はできないとのこと。
    ・複数のホテルを予約することはできない(11/26-28をWynn、11/29-12/1をEncoreは不可)
    ・同一ホテル内でも日程のセパレートは不可(11/26-27, 11/29-12/1で予約して11/28は宿泊しないは不可)
    ・同一ホテル内での部屋のグレード変更は不可(11/26-28をスタンダード、11/29-12/1をスイートに宿泊)
    出遅れ組が予約しようとすると、中日だけ空いてなかったりするので2つ目・3つ目は結構切実な問題です。
    中日だけ取れなかったときの対応として、毎日予約画面をチェックしてください。
    セッションと同様にホテル予約も頻繁に予約・取消が発生していると思われ、時々空きが出たりします。
    私も当初は中途半端にしか取れませんでしたが、毎日チェックしていたら最終的には全日程予約することができました。

  2. 予約をキャンセルしないと他のホテルの空き状況を確認できない
    これも結構クセのある仕様で、他のホテルの空き状況を確認しようとするとまず第一に自分の予約をリリースする必要があります。
    例えばMandalay Bayを予約していて、もっと近いホテルを探したいと思ったら自分の予約を取り消さないといけません。
    率直に言って、予約の取消はオススメしません。近いホテルが空いている保証はありませんし、リリースした日程を再度予約出来る保証もありません。ハイリスク・ローリターンだと思われます。
    (Mandalay Bayは少なくとも私にとっては良いホテルでした。おそらく一番人が少ないですし、会場群の端に位置しているのも散歩好きの私にとっては好都合でした)


以上、re:inventは現地に到着する前から戦いが始まっているという話でした。
次回は現地の様子を書きたいと思います。

昼・夜のMandalay Bay、どっちもかっこいい(小並感)

CLIからLambdaをサブスクリプションフィルタとして設定する際の注意事項

(昨年は三日坊主もびっくりな一日坊主をかましてしまったので、今年はもう少し更新します。)
→無理でした。
Lambdaをサブスクリプションフィルタとして設定してCloudWatch logsを監視してやるぜ、というのをCloudFormationでやろうとしたときの備忘録。
CloudFormationのStack作成時に以下のようなエラーが出て失敗する。

Resource handler returned message: "Could not execute the lambda function. Make sure you have given CloudWatch Logs permission to execute your function.

GUIで設定するときは意識していなかったのですが、Lambda側のアクセス権限設定でCloudWatch Logsから実行出来るようにしておく必要がありました。 Lambda でのリソースベースのポリシーの使用 - AWS Lambda

add-permission — AWS CLI 2.15.0 Command Reference

CLIで設定するときは以下のような形です。
aws lambda add-permission --function-name subtest --statement-id <StatementId> --principal "logs.ap-northeast-1.amazonaws.com" --action "lambda:InvokeFunction" --source-arn "arn:aws:logs:ap-northeast-1:<AccountId>:log-group:*:*"

CloudFormationで設定するときは以下のような形です。

LambdaPermisson:
      Type: AWS::Lambda::Permission
      Properties: 
        Action: lambda:InvokeFunction
        FunctionName: !Ref LambdaFunction
        Principal: !Sub logs.${AWS::Region}.amazonaws.com
        SourceAccount: !Ref AWS::AccountId
        SourceArn: !Sub arn:aws:logs:${AWS::Region}:${AWS::AccountId}:log-group:*:*

この設定がGUIのどこにあるかというと、アクセス権限 > リソースベースのポリシーステートメントから確認できました。 GUIでのLambdaのアクセス権限設定

VPCを削除するときに詰まった部分

アカウントを解約するときに色々とリソースを削除していたのですが、他のリソースと関連付けられているので削除出来ない・でも何と紐付いているのかよく分からない、というのが何個かあったのでメモ。

NLBが削除出来ない

こちらで紹介されていた通り、API GatewayからVPCリンクを削除する必要があった。
【AWS】 NLBが削除できない時のチェックポイント | kitanote

NLBとENIの紐付けの部分を疑っていたので、
普通にNLBを選択して削除しようとするとENIがあるから削除出来ない、
ENIを削除しようとすると関連付けがあるから削除出来ない、
NLBとENIを関連付けを削除しようとすると代わりのNLBを選べと言われる、
どうしろと....となってしまっていた。 VPCリンクを削除したらENIも自動で消えたので、NLBを削除して完了。

公式では以下のようにVPC エンドポイントサービスの関連付けを解除するように記載されているが、NLBがENIと関連付けられている状態だとVPCエンドポイントサービスの関連付けはエラーで失敗した。
NLBを削除すると、VPC エンドポイントサービスも自動で削除された模様。
削除時の「Network Load Balancer is currently associated with another service」エラーの解決

Lambda用のENIが削除出来ない

ENIが紐付いている関数を削除したらOKだった。
これもENIは自動で削除された。

以下の公式手順に従えば、削除する必要のある関数を特定できる。 Lambda によって作成された Elastic Network Interface を検索して削除する

その他

2022/03時点ではVPC作成時にサブネット・ルートテーブル・IGW・NAT Gateway等必要なものを全部作ってくれる。 削除時にも全部削除してくれることを期待したいが、NAT Gatewayについては残念ながら削除されず手動で削除する必要があった。